厄年

3年次ゼミ生が,誰もブログを書いてくれなくて寂しい毛利です.

さて,最近は床に臥せっていました.半年ぶりに肺炎になってしまったのです.備忘録がてら,まずは半年前のことから書いていきます.

昨年12月の頭から子供も含め調子が悪く,ひどい鼻汁と発熱があったので近所の耳鼻科にかかりました.と言っても,「発熱患者は車で待機,そのまま診察」ですので,問診と抗体検査だけが行われ,「インフルエンザがうっすら陽性」となりまして,イナビル(吸入型インフルエンザ特効薬)と解熱剤が処方されました.

とりあえず,医者の指示通りに数日過ごしていたのですが,鼻汁と発熱は続きます.起きているときは36.8度に落ち着くものの,眠ると40度前後になるという謎の体調で,眠るのが怖くなってきました.これはおかしいと思い,もう一度近所の耳鼻科にかかったところ,同じような対応で今度は「コロナが陰性だから,副鼻腔炎ですね」と弱い抗生物質とタン切りが処方されました.

再びとりあえず,医者の指示通りに服用して休んでいたのですが,改善の気配はなく,むしろ夜中に急に目が覚めて「このままでは死ぬ」と感じ,熱で震える身体に鞭打って,這いつくばってトイレまで行き,手洗いで水と解熱剤を飲み,氷枕で身体を冷やして夜明けを待ちました.その日のうちに大病院へかかり,えらく待たされましたが,血液検査とレントゲンの結果,【肺炎】と診断されました.強い抗生物質と解熱剤が処方されました.

その際に医者から言われたことは,「発熱から24時間経過しているのにインフルエンザの判定がうっすらなら,発熱の原因がほかにあることを考えるべき」と.いや,患者の方の私にどうしろと.また,「覚醒時に解熱剤なしでも体温が抑えられていることが普通じゃなくて,40度前後の発熱は肺炎なら当然」とも.いや,そんなこと言われましても.まぁ,どちらも言われる前から理解はしていましたが.

それからしばらくで割と体調が回復した(咳や軽い発熱は1か月ほど残りましたが)ので,間違いなく細菌性の副鼻腔炎→気管支炎→肺炎にかかっており,それが本丸だったのだなと.で,うっすら陽性だったインフルエンザは,子供から感染したものの症状ほぼなしレベルだったのだなと.これが半年前.

さて,05月の連休明けから体調が思わしくなく,鼻汁と咳が出始めました.ただ,子供のことをはじめ公私で色々と山積みで,自分が医者にかかっていられない(と言い訳する)日々が続いていました.ただ,鼻汁もオレンジ色になり微熱も続いているので,一山片付いたタイミングで近所の耳鼻科にかかりました.「副鼻腔炎ですね」と診断され,弱めの抗生物質と鼻炎薬とタン切りが処方され,それを飲んで過ごしていました.

しかし,症状は改善せず,何なら熱が上がり始め,28日の朝も熱が下がっておらず,「アカン,休講にせな」と思っていたところ,大雨で勝手に休校になりました.その時点で大病院にかかっておけばよかったのですが,「よし,これで眠れる」と寝てしまい,外来の時間は終わってしまいました.翌朝,大病院にかかったところ,前回同様の流れで【肺炎】の診断を受けました.

前回のレントゲンと比較して言われたことは,「前の肺炎がしぶとく残っていたのか,新しくかかったのか,わからんね」と.まぁ,以前より身体が弱った気はしていましたが.とりあえずということで,前回同様の処方がなされ,「ちゃんと休んで,来週,検査を受けに来てください」と言われました.31日の授業を休講とし,処方薬を飲みきるまで無理のない程度に過ごしました.

06月05日,顔を強かにぶつけて鼻血をだした(軟骨を骨折していた)子供とともに,再診してもらったところ,「血液検査の値がまだ高いですが,良くなってきているので,これで治療を終わります」と言われました.まだ完治した気はしていませんでしたが,医者の判断ならそうなのだろうと思い,その日を過ごしていました.しかし,夕方から咳とタンと38.6度の発熱がありました.仕方がないので,耳鼻科で処方されていた抗生物質を倍量飲み,解熱剤も飲んで寝ました.

翌朝,再び大病院に行き,事情を説明し,再検査・再診してもらうことになりました.「咳もタンも発熱も,細菌がいなくなったところでしばらく残るものだ」と嫌味に聞こえることを言われましたが,血液検査の結果は「前日より少し悪くなっている」と.耳鼻科に処方された弱めの抗生物質とはいえ,夜と朝に倍量飲んでそれってのは,細菌がまだまだ活動中ってことですよね.再診に来て正解じゃないですか.・・・と喉まで出かかりましたが,前回と異なる抗生物質が処方されるとのことで,こらえました.

それから,まだ咳と微熱は残るものの,症状は少しずつ良くなってきています.まだまだ無理は禁物ですが,授業には支障がなくなっていそうです.

それにしても,厄年とはよく言ったもので,私は現在41歳.丁度それなんですよね.「体調を崩しやすくなる」という通説はばっちり合致しました.昔のように「放っておくか休日まで持たせれば何とかなるか」は通用しません.早め早めのケアが肝心ということですね.

余談ですが,06月03日にノートPCが故障しました.ACアダプタ経由の充電ができなくなったのです.通院・治療の合間にデータを移して修理に出しました.色々とついていませんが,「体調不良時なんだから仕事を控えるよね」という,ある意味では不幸中の幸いなのかもしれません,幸か不幸かは受け取り方で変えられる部分がありますので,こちらは厄年のせいにはしないでおきましょうか.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)