紫陽花が綺麗だなぁ、とぼんやりと外を眺めていると、雉がひょこひょこ歩いている。
田植えが終わったなぁ、と田を見渡せば、子供の鷺が5羽ほど餌を探している。
雨が近いのか遠くから、牛蛙の声がする。
隣家の垣根の梔は甘い香りがして、家の庭には雀が遊んでいる。
叔母の家の燕の巣では、雛がピーピー鳴いているのだとか。
ひとりばえの梅雨葵が今年も紅い花を咲かせて、梅雨を知らせているところ。
夕暮れ時の、あの空と田んぼと鮮やかな色彩の波。
夜の星はぽつりぽつり輝いて、月は穏やかに満ち欠けをする。
朝、草木の冴えたような青、そして花の色。
雨のにおい、田を渡る風の涼しさ、蛙の大合唱。
私の好きな初夏の景色。
私の実家近くでも,現在,蛙が大合唱中です.
夜だろうと,雨は嬉しいのでしょうね.
梅雨に入り,傘を持ち歩いたり濡れたりと,少々面倒が増えますが,風情を楽しむことができるなら,様々な風景と事柄があちらこちらで顔を出す時期なのだなぁと思いました.
蛙さんは雨乞いと、雨賛美に大忙しなのでしょうね